私がホームグランドにしている東伊豆八幡野で、今見れる生物をご紹介します。
~ミノカサゴ~
この時期の海は水温18~20度と暖かくなってきています。
水深の浅い所にミノカサゴの幼魚が出てきます。胸ヒレを大きく広げて泳ぐ
姿はとても綺麗です。
この綺麗な胸ヒレは魚を捕食する時には、大きく広げ小魚を岩陰に追込ん
で逃げ場をなくし捕食します。
~アオリイカの産卵~
一年に1回のイベントです。オスとメスがペアになって産卵します。
オスがメスをリードして産卵床にエスコートします。
細長い白い卵の中には、5~6個の卵が入っています。
約1ヶ月で孵化します。
~タツノオトシゴ~
タツノオトシゴもこの時期に産卵する時期で、夜の海に入ると
オスとメスがペアになっています。
昼間は別々で夜は一緒に暮らしています。
一夫一妻で浮気はしません。(個体数が少ない為、メスと別れると次のメスにめぐり合うチャンスがとても低い為浮気はしないのです。)
産卵はオスが行います。
オスの体には卵を入れる穴があり、メスから卵をもらい
穴の中で育てます。1ヶ月後の大潮の近くの夜になると産卵し
ます。
海の世界は不思議でいっぱいです。
海大好きのダイバーくぼでした。
撮影地:東伊豆八幡野